メイクの資格??
資格や検定は就職には影響しない
メイクアップアーティストになるためには、資格などはまったく必要ありません。
メイクアップ検定や国内メイクアップ資格、海外発メイクアップ資格というものがあるようですが、
いずれも、それが就職に有利に働くというのを、私は現場でも耳にしたことがありません。
現段階でのメイクの資格や検定は、その勉強を通してメイク力がある基準に達していますよ、と、
第三者に対して技術・知識を明確化するに過ぎない、という気がします。
たとえば「メイクアップ技術資格」は、2004年に日本メイクアップ技術検定協会がスタートさせたもので、
目的は「メイクアップアーティストを広く一般の職業として認知させること。美容業界全体の活性化」だそうです。
資格を取るより、プロを目指すなら、スクールで実践力をつけること、それが何より大切ですよ
メイクさんはどのくらい稼げる?
「メイクのプロになるなら、まずは資格を取ろう!」
そんな謳い文句の広告には根拠がありません
だって私はメイクの仕事をしていますが、実際に現場でメイクの資格を持っている人なんて、まずいないし、
有名なメイクアップアーティストの方たちの中でも、資格を持っている人を私はほとんど聞いたことがありませんからね。
それでも皆さん、充分すぎるほど活躍されています。
さて、仕事の収入ですが、超売れっ子のメイクアップアーティストになると、年に数千万円稼ぐ方もいらっしゃいます。
でも、メイクアップアーティストなりたての頃は、職場にもよりますが、だいたい18万円くらい。
つまり初任給は普通のOLさんと同じくらいということ。その後は努力と実力次第です
現場力の底力になってくれるものは・・・
就職してから自分の助けになっているのは、いかにいろんな勉強をしてきたか、です。
たとえばメイク現場に2人のメイクさんがいるとします。
1人はメイクは120点くらいにズバ抜けてうまいけど、ヘアメイクが苦手で40点。
もう1人は、メイクもヘアメイクもともに80点。
だとしたら、後者のメイクさんのほうが現場では確実に重宝がられます。
さらに、直感で完璧なメイクを仕上げられるという人も悪くはないですが、顔の骨格や衣装の色とのバランスなどをトータルで考えてメイクをできるメイクさんのほうが、完成度はおそらくグンと上。
そう考えると、学べるときにたくさんのことを吸収する、吸収できる環境を選ぶことが、
その後の自分のメイクアップアーティスト人生を左右することにもなるということです。